米軍人の台北事務所駐在、米国の対台湾窓口機関が初めて認める

【政治】 2019/04/03 19:06 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北市内湖区にあるAIT台北事務所の新庁舎

台北市内湖区にあるAIT台北事務所の新庁舎

(台北 3日 中央社)米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)の台北事務所(大使館に相当)に、米海兵隊員など現役の米軍人が2005年から駐在していることが3日、分かった。AITのアマンダ・メンサー報道官が明らかにした。米軍人の台北事務所駐在をAITが認めるのは初めて。専門家は、台湾との関係を深める狙いがあるとみている。

同事務所は台北市南部の大安区にある現庁舎から同北東部の内湖区に建設した新庁舎への移転を5月6日に予定している。メンサー氏によると、移転後も軍人が駐在し、同様の警備体制が敷かれるという。

AITが軍人の駐在を正式に認めたことについて、国際問題に詳しい政治大の丁樹範名誉教授は、台湾との関係を深める意図があるのではとの考えを示した。

丁氏は一方、状況を楽観視し過ぎてはいけないとし、今後駐在の規模が拡大されるか、着用の服装が現在の私服から制服に変わるかなど動向を注視すべきだと述べた。

(顧ゼン/編集:羅友辰)