蔡総統、パラオ大統領とマンゴー植樹 両国の友情を象徴/台湾

【政治】 2019/03/22 19:08 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
植樹式で握手を交わす蔡英文総統(左)とレメンゲサウ大統領

植樹式で握手を交わす蔡英文総統(左)とレメンゲサウ大統領

(コロール 22日 中央社)太平洋歴訪中の蔡英文総統は22日、1カ国目の訪問国パラオの国会議事堂外で、レメンゲサウ大統領とともにマンゴーの苗を植えた。両首脳は和やかな雰囲気で交流し、関係の良さを示した。

蔡総統は同日午前、レメンゲサウ大統領と会談を行った後、パラオ議会を訪問。議会では台湾との友好を深める両院共同決議案が読み上げられ、パラオに対する台湾の支援に感謝が示された。蔡総統はパラオが長年、国連や世界保健機関(WHO)などで台湾への支持を表明してきたことなどに感謝を述べた。

国会訪問後に行ったマンゴーの植樹式では、両国関係が深まり友情が永遠に続くようにとの願いを込め、蔡総統がキンコウ(金煌)、レメンゲサウ大統領はアーウィン(愛文、アップルマンゴー)の苗をそれぞれ植えた。レメンゲサウ大統領が蔡総統の名前と愛文を掛け、英語で「I love(愛) “inweng(英文)”mango」と話すと、蔡総統は微笑みを浮かべ、互いに背中を軽く叩きあうなどしていた。

▽WHO総会、今年も出席ならずか=蔡総統「世界の保健システムの損失」

台湾大手紙アップルデイリーは22日付の記事で、今年のWHO総会に台湾をオブザーバーとして招く可能性について、WHOが「両岸(台湾と中国)の合意が無い限り、台湾は招請状が届くのを期待しないでいい」と回答したと伝えた。蔡総統は同日午後、報道陣に対し、台湾のWHO不参加は世界の保健システムの損失だと述べた。

蔡総統が帰路で米ハワイに立ち寄ることに中国が抗議しているとの報道も出た。これについて蔡総統は「友人に会いに行くのに、隣人の同意を得ないといけないなんて聞いたことがありますか」と反発した。

(温貴香/編集:名切千絵)