太平洋3カ国歴訪に出発の蔡英文総統 「台湾を世界で輝かせる」

【政治】 2019/03/21 19:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
見送りに来た政府要人や各国の大使らに手を振る蔡総統

見送りに来た政府要人や各国の大使らに手を振る蔡総統

(桃園空港 21日 中央社)蔡英文総統は21日午後、中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ太平洋3カ国の歴訪に出発した。出発前に桃園国際空港であいさつした蔡総統は、多くの人が来年の総統選に向けて政局に関心を寄せていることに触れ、自身は立候補者というだけでなく「台湾の総統」であり、国家を正しい道に導き台湾を世界で輝かせていく責務があると述べ、「全力で臨む」と意気込みを示した。

今回の訪問先はパラオ、ナウル、マーシャル諸島。蔡総統によると、主要任務は、技術提供や台湾の国際機関参加への支持の再確認など協力関係の深化▽台湾の国際参加▽太平洋諸国で活動する台湾の外交官や技術者、医療関係者、財界人らの努力や貢献を台湾の人々に伝える--の3項目。

1カ国目のパラオでは上下両院の議長ら要人を訪問するほか、レメンゲサウ大統領とイルカの研究施設「ドルフィンズパシフィック」などを見学。ナウルではワガ大統領との会談や、国会での演説が予定されている。マーシャル諸島では、同地で初開催される女性指導者の国際会議に出席し、スピーチを行う。

27日に帰路に着き、途中米ハワイでトランジットして28日午後8時すぎに台湾に到着する予定。

(邱俊欽、温貴香/編集:塚越西穂)