台湾、米国と対話メカニズム立ち上げ 米駐台代表、中国挑発の意図を否定

【政治】 2019/03/19 16:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
握手を交わす呉ショウ燮外交部長(左)と米国在台協会台北事務所のブレント・クリステンセン所長

握手を交わす呉ショウ燮外交部長(左)と米国在台協会台北事務所のブレント・クリステンセン所長

(台北 19日 中央社)呉ショウ燮外交部長(外相)は19日、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所のブレント・クリステンセン所長(大使に相当)と台北市の外交部で記者会見を開き、台米間の対話メカニズム「インド太平洋民主的ガバナンス協議」を設立したと発表した。米国側は台湾との協力関係推進について、中国に対する挑発だとみなされるべきではないとの考えを示し、米中関係とは無関係だと述べた。(ショウ=金へんにりっとう)

同協議は台湾と米国が定期的に交流をする場と位置づけられ、インド太平洋地域において人権や民主主義、良い統治など双方が共有する核心的価値観を共同で推進し、地域内の自由や法の支配に基づく秩序を守っていくことを目指す。

トランプ政権が積極的に台湾との関係を促進させる中、台湾が米国の対中外交の切り札とされるのではないかとの懸念が上がっていることを記者から質問されると、クリステンセン所長は、米国と台湾が推進するメカニズムは米台間の協力とみなされるべきであり、中国の要素は別問題と考えるべきだと説明。米国は台湾との関係を発展させると同時に、中国と良好な関係を持つことも可能だとの見方を示し、今回立ち上げたメカニズムはあくまでも米台間のものであると強調した。

(侯姿瑩/編集:名切千絵)