蔡総統、台湾いじめを拒否 自身への中傷に反論 中国との差アピールも

【政治】 2019/02/25 19:10 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文総統のフェイスブックページより

蔡英文総統のフェイスブックページより

(台北 25日 中央社)蔡英文総統は25日、台湾は中国からのいじめを受け入れられないとする立場をフェイスブックで改めて示し、「この点について性別は関係なく、あるのは士気のみ」だと訴えた。前日に女性タレントから向けられた中傷に反論した形。文末には「#台湾の総統が議論の対象になるのは日常茶飯事だからお札(ふだ)を書かなくても大丈夫」とのハッシュタグを添え、習近平氏を揶揄(やゆ)しているとして台湾のゲームを問題視した中国との差もアピールした。

女性タレントは24日、「蔡英文は全世界に助けを求めている」と題されたコラム記事を引用し、「外見やスタイルが残念な女がいる」「その女は毎日何もせずに、向かいに住んでいるイケメンに強姦されると叫ぶことしかできない」などとフェイスブックに投稿した。

蔡総統はフェイスブックで、台湾初の女性総統としてさまざまな挑戦や疑いの目にさらされているとした上で、「だが性別を理由に私の能力を疑うのに意味はない」とコメント。性別や見た目、スタイルなど生まれ持った条件で人を批判することは客観的ではないとの考えをつづった。

中国では、台湾のホラーゲームに登場するお札の朱印に「習近平小熊維尼(習近平くまのプーさん)」と刻印されていたことが「習近平氏を侮辱している」「台湾独立支持のゲーム」などとしてインターネット上で問題視された。ゲームの中国の発行元は23日、台湾の開発元との提携を打ち切ると発表。交流サイト「微博(ウェイボー)」ではゲームに関連する投稿が規制対象となった。

(温貴香/編集:楊千慧)