与党・民進党党首、日本を手本にした地方創生戦略に意欲/台湾

【政治】 2019/02/14 14:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
民進党の卓栄泰主席

民進党の卓栄泰主席

(台北 14日 中央社)与党・民進党の中央常務委員会は13日、知日派の学者を招いて、北海道東川町の成功例に見る日本の地方創生戦略について報告を受けた。卓栄泰党主席(党首)は、日本も台湾も高齢化社会や地方過疎化の解決方法を模索しているとした上で、他国の方策を理解して視野を広げ、手本にしたいと述べ、青年層のUターン就職奨励や地域経済の振興に意欲を示した。会議終了後、同党の広報担当が卓氏の談話を伝えた。

同党は野党時代から一貫して、地域間の均衡ある発展を主張してきた。国家発展委員会(省庁レベル)は昨年、行政院(内閣)の指針に基づき、2000万人以上の人口維持や移民の受け入れ促進などによる台北一極集中の是正などを目指す「地方創生国家戦略計画」を策定した。

今年は台湾の地方創生元年だと意気込む卓氏は、日本の経験に学んで若者を古里に呼び戻し、企業が地域産業に投資できるようなよりよい環境と効率的なメカニズムを作り出したいと述べ、同党の県長や市長が行政運営に当たる地方自治体に対し、地方の特色を発揮し、地方創生戦略を発展させてほしいと期待を示したという。

(葉素萍/編集:塚越西穂)