4千トン級の国産巡視船、高雄で起工式 人道支援の能力向上に期待/台湾

【政治】 2019/02/12 17:00 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
起工式で握手を交わす海巡署艦隊分署の謝慶欽分署長(右)と台湾国際造船の鄭文隆董事長

起工式で握手を交わす海巡署艦隊分署の謝慶欽分署長(右)と台湾国際造船の鄭文隆董事長

(高雄 12日 中央社)台湾が自主建造する4000トン級大型巡視船4隻の起工式が11日、南部・高雄市の台湾国際造船で行われた。初号艦は来年12月に海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)に引き渡される見通し。同署艦隊分署の謝慶欽分署長は、新造船には診察室や手術室など救急医療や患者搬送に必要な設備が設置されると説明し、海上における人道支援の能力が大幅に向上することに期待を示した。

同署が現在保有する最も大きい巡視船は3000トン級で、4000トン級は同署初かつ最大級。4隻の設計から建造、メンテナンスまでを一貫して手掛ける台湾国際造船の鄭文隆董事長(会長)によると、最後の1隻の納入は2025年になる予定。

防衛産業の育成に積極的に取り組む蔡英文政権の下、同署は巡視船の国産化を推進しており、27年までに4000トン級4隻のほか、1000トン級6隻、600トン級12隻など大小計141隻の建造を目指している。

(程啓峰/編集:塚越西穂)