中国に強硬姿勢のナウル大統領、在任する限り「台湾を大いに支持」

【政治】 2019/01/12 15:47 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文総統から贈られたウクレレを弾きながら英語曲「You

蔡英文総統から贈られたウクレレを弾きながら英語曲「You're my best friend」を歌って台湾との友情をアピールするナウルのワガ大統領

(台北 12日 中央社)中華民国(台湾)と国交を結ぶ南太平洋の島国、ナウルのバロン・ワガ大統領が11日、中国の習近平氏が台湾との平和的統一を目指し主張した「一国二制度」に対し、断固反対する立場を強調した上で、大統領である限り、台湾を支持するとの姿勢を示した。訪台最終日の同日、台北市内のホテルで報道陣の取材を受けた際に述べた。

ワガ氏は今回、7日から5日間の日程で台湾を訪問。外交部(外務省)によると、同氏の訪台はナウルの国会議員に初当選した2003年以来、15回目。

メディアの質問を受け「忠実な友人として台湾を大いに支持する」と答えたワガ氏。中国が影響力を強める一方だとする上で、太平洋地域に向けた政策に懸念を表明。太平洋諸国を利用する中国の誘惑には絶対に惑わされることはないとした。

昨年9月、ナウルで太平洋諸島フォーラムが開催された際、ワガ氏は加盟国でなく対話パートナーとして参加した中国の代表団の無礼な態度に謝罪を要求したことがある。

ワガ氏は2013年、ナウルの国会議員(任期3年)の中から選出される同国の大統領に初当選し、16年に再選を果たした。

(游凱翔/編集:荘麗玲)