蔡総統と柯台北市長が面会 市政について意見交わす/台湾

【政治】 2018/12/13 18:52 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北市政について意見を交わす柯文哲市長(左)と蔡英文総統

台北市政について意見を交わす柯文哲市長(左)と蔡英文総統

(台北 13日 中央社)蔡英文総統は13日、柯文哲台北市長と市内で面会し、市政について意見を交わした。蔡総統は昨年整備が完了した北門広場周辺を視察した後、市西部の都市再生計画「西区門戸計画」や建設が中断している台北ドーム(台北大巨蛋)などに関する報告を聞いた。蔡総統は政府と同市の協力は今後、効率がより高まるとして連携に前向きな姿勢を示した。

先月24日の統一地方選後、蔡総統は直轄6市(台北、新北、桃園、台中、台南、高雄)の市長選当選者と意見交換する機会を設ける方針を示していた。今回、再選を果たした柯市長との面会はその一環で、蔡総統は残り5市の当選者とも顔を合わせる予定。

2014年の前回選挙では柯陣営と手を組み、候補者の擁立を見送った与党・民進党。だが、市長就任後「両岸は一つの家族」などと発言した柯氏に対し、独立志向がある同党の一部から不満が噴出。今回、党公認候補を立てたが敗北し、直轄6市の首長ポストを4から2に減らすなど大敗を喫した。

民進党は2020年の総統・立法委員(国会議員)選に向けて党勢の立て直しを図りたい考え。来年1月末には台北市の立法委員の補欠選挙が控えており、両陣営が再び連携するかに注目が集まっている。総統府側はこれについて、蔡総統は兼務していた党主席(党首)を辞任しているとし、柯市長との面会は市政に関する話が中心となると説明していた。

(梁珮綺、葉素萍、陳妍君/編集:楊千慧)