米艦の南シナ海・太平島への寄港「人道支援なら可能」=国防相/台湾

【政治】 2018/11/06 14:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
厳徳発国防部長

厳徳発国防部長

(台北 6日 中央社)厳徳発国防部長(国防相)は5日、米軍艦の南沙(スプラトリー)諸島の太平島への寄港について、人道支援なら許可することは可能だとの考えを示した。一方、地域の安全や安定に影響を及ぼすようであれば、是非を検討する必要があるとした。

この日、立法院(国会)外交および国防委員会で、救助などの理由で太平島への米軍艦の寄港を米国から要請された場合、国軍が同意するかについて野党・国民党の立法委員(国会議員)から質疑があった。厳部長は、「仮定的質問だ」としながらも、2300万人の台湾人の利益に合致する必要があるとの立場を示し、だが人道支援なら可能だと述べた。

厳部長は、米国は自由と民主主義という核心的価値を共有する同盟国だとしつつ、軍事戦略上、地域の平和と安定が維持できるか、台湾の利益と合致するかを考える必要があると述べた。

政府は太平島を南シナ海における人命救助の拠点とする政策を掲げており、海巡署(海上保安庁に相当)が同島で医療設備の拡充を進めている。

(游凱翔/編集:楊千慧)