過去の権威主義的な統治の下で行われた人権侵害やその結果の真相究明などを目指す「移行期の正義促進委員会」(促進転型正義委員会)は5日、戒厳令下で内乱罪などに問われた1270人の有罪判決を正式に破棄したと発表し、これらの人々の事実上の無罪を宣言した。同委が5月に発足して以来、初めての表立った成果となる。蔡英文総統はこの日を待ちかねていた白色テロの被害者に謝罪し、「長い間待たせてしまった」と言葉をかけた。
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