バチカンが22日、国交のない中国と司教任命問題について暫定合意に達したことで、双方の関係正常化につながる可能性が指摘されている。バチカンは、台湾と外交関係を結ぶ17カ国のうち唯一の、欧州における「国交国」。外交部は同日、「76年目に入った台湾との外交関係に影響しない」とする報道文を発表し、引き続き人道援助や文化教育、環境保護、宗教の自由など多分野で協力を強化していく姿勢を強調。来月14日にバチカンで行われる福者パウロ6世教皇らの列聖式にも代表団を派遣するとして友好関係をアピールした。
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