李登輝元総統、柯台北市長の再選を楽観視=自宅で面会/台湾

【政治】 2018/08/10 18:38 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
笑顔で囲み取材に応じる李登輝元総統(左)と柯文哲氏=2014年12月撮影

笑顔で囲み取材に応じる李登輝元総統(左)と柯文哲氏=2014年12月撮影

(台北 10日 中央社)李登輝元総統は9日、柯文哲台北市長と市内の自宅で面会した。同席者によると、李氏は今年11月の台北市長選挙にからみ、候補者の中で柯氏の支持率が最も高いことに触れ、柯氏に勝算があるとの見方を示したという。

面会時間は約1時間半。李氏が柯氏に対し、「市長としてやるべきことをやり、市政の運営に専念しなさい。表明すべきこと、はっきり言うべきことは言い、言うべきでないことは言わなくていい」とアドバイスをすると、隣にいた柯氏の友人からは「『両岸は1つの家族』などは言わなくていい」と突っ込みが入ったという。

柯氏は10日、台北メトロ(MRT)環状線第1期区間の工事現場を視察。前日の李氏訪問について、李氏に時間があったため、友人の計らいで面会したと明かした。

柯氏によれば、国際情勢についても意見を交換し、米中が対立している局面においては、台湾と日本の関係をしっかりと結び付けておく必要があると李氏は語ったという。

(葉素萍、梁珮綺/編集:名切千絵)