「台湾」名義で東京五輪へ 国民投票求める署名 14万人超に

【政治】 2018/08/09 17:26 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「台湾」名義での東京五輪出場を目指す市民団体のメンバーや政党の代表ら

「台湾」名義での東京五輪出場を目指す市民団体のメンバーや政党の代表ら

(台北 9日 中央社)「台湾」名義での東京五輪参加申請の賛否を問う国民投票の実施に向けた署名の提出期限、29日が近づいている。活動を行う市民団体は9日、支持を表明する政党、台湾団結連盟や時代力量、社民党などの代表らと共に立法院(国会)で記者会見を開き、11、12両日、各県・市の計54カ所に「署名スポット」を設けてラストスパートをかけると発表し、協力を呼び掛けた。

同団体によると、8日までに集まった署名は14万人分超で、国民投票の立案に必要な約28万人分に満たない。週末の活動では300人以上のボランティアを動員し、10万人分の署名獲得を目指すという。

一方で、来年8月に中部・台中市で開催予定だった国際スポーツ大会、東アジアユースゲームズが急きょ中止に追い込まれた背景には、同活動を問題視した中国のけん制があるとされる。

召集人の沈清楷氏は、署名活動はただ単に「名義変更の申請」を目指すもので、直接「名義を変更する」わけではないと強調。出場選手の権益に影響はなく、「最悪でも(現行の)『チャイニーズタイペイ』と呼ばれるだけ」として理解を求めた。

(范正祥/編集:塚越西穂)