プーさん映画禁止の中国をツイッターで嘲笑? 外交部が否定/台湾

【政治】 2018/08/09 13:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
8日に消された外交部のツイート=ツイッターより

8日に消された外交部のツイート=ツイッターより

(台北 9日 中央社)ディズニー映画「プーと大人になった僕」が中国で上映禁止になったと報道されたのにからんで中華民国(台湾)外交部がツイッターに投稿した内容が「中国に対する皮肉」だとして海外メディアに取り上げられ、波紋を呼んでいる。外交部は、投稿は台湾が言論の自由がある国だと強調するのがねらいだったと説明。だが、「誤解を避けるため削除する」とし、ツイートは8日夜に消された。

外交部は7日、タイワンツキノワグマをモデルにした観光局のキャラクター、オーションが「いとこのプーさんの最新作が検閲により中国で上映禁止になったことに落胆している」とツイッターに英語で投稿。続けて「台湾では全てのクマが平等に作られている」と強調し、同作が台湾全土で上映されていることを紹介した。

このツイートを受けて米CNNテレビが「台湾政府が北京を嘲笑した」と報道するなど、注目が集まった。インターネットには中国を皮肉る動画も投稿された。

外交部の李憲章報道官は8日、台湾が自由民主の国であるというメッセージを伝えたかったと説明。引き続き様々なパイプを通じて台湾の自由や民主主義的価値観を際立たせていくとし、創作や言論の自由を支持する立場は一貫して変わらないと述べた。

同作はディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写映画化した作品。台湾では3日から公開されている。

(侯姿瑩/編集:名切千絵)