蔡総統「報道は憶測」=米政府が総統の米東部経由許可「見込み薄い」/台湾

【政治】 2018/07/23 14:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文氏

蔡英文氏

(台東 23日 中央社)来月中旬に予定されている蔡英文総統の南米パラグアイ訪問での米国内の経由地について、香港紙が「米国がワシントンやニューヨークなどの大都市を経由させる見込みは薄い」と報道したのを受け、蔡総統は23日、「報道は憶測に過ぎず、正確さも高くない」とコメントした。台湾と米国間の高官による相互訪問を促進する「台湾旅行法」が今年3月に成立して以来、蔡総統のワシントン訪問が実現するかに注目が集まっている。これについて蔡総統は、台湾から米国にこのような要求はしていないと述べた。

香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は20日、蔡総統が米南部のヒューストンやマイアミで飛行機の乗り継ぎを行う可能性があるなどと複数の消息筋の話として報じた。その際、うち1人の消息筋が米国が中国を刺激しないために大都市を経由地にする見込みは薄いと指摘した。蔡総統は、中華民国と外交関係を結ぶパラグアイで来月15日に開催されるマリオ・アブド・ベニテス大統領の就任式に出席する予定。

蔡総統は22日から2日間の日程で、観光PRのため東部・台東県を訪問。23日朝、同県内のホテルでメディアの取材に応じた。蔡総統は、今回の訪問先はあくまでパラグアイであり、利便性や安全性などを最優先してスケジュールを組むと説明した。

蔡総統は2016年5月の就任以来、3回の外遊で米国を経由している。

(呂欣ケイ/編集:楊千慧)