蔡総統、米南部を経由してパラグアイ訪問か=香港メディア/台湾

【政治】 2018/07/22 16:32 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文氏

蔡英文氏

(ワシントン 22日 中央社)香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は20日、蔡英文総統の来月の南米パラグアイ訪問の際、米国政府が米南部の都市での乗り継ぎを承認する可能性があると報じた。複数の消息筋の話としており、実現すれば、米政府が台湾に対する支持を表明したことになると伝えた。

中華民国と外交関係を結ぶパラグアイは来月15日、マリオ・アブド・ベニテス大統領の就任式の開催を予定している。外交部(外務省)は今月17日、蔡総統がパラグアイから就任式の招待を正式に受けたと発表。蔡総統の出国の日程については総統府から改めて公表するとしていた。

同紙によると、台米関係に詳しい消息筋は、蔡総統が経由する可能性がある都市としてテキサス州ヒューストンやフロリダ州マイアミを挙げた。別の消息筋は、米政府は中国を刺激しないためにワシントンやニューヨークなどの大都市を経由地にするのを避けるだろうとする見方を示した。一方、過去にニューヨークを訪れた台湾の総統もいるとし、蔡総統がニューヨークを経由する可能性も排除できないと指摘する消息筋もいたという。

同紙によれば、米国務省は19日、「台湾当局者の米国内での飛行機の乗り継ぎをこれまで時折支援してきた」とメールで説明。「これは乗客の安全や快適、便利さ、尊厳への配慮に基づいた行為であり、われわれの1つの中国政策に合致する」としているという。

蔡総統は2016年5月の就任以来、外遊の際に米国で3度飛行機の乗り継ぎを行っている。

(編集:楊千慧)