陳菊氏、92年コンセンサスを否定 民主主義の重要性強調/台湾

【政治】 2018/06/24 12:16 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
民進党の公認候補として台北市長選挙に出馬する姚文智氏(右)の決起集会で挨拶する陳菊氏

民進党の公認候補として台北市長選挙に出馬する姚文智氏(右)の決起集会で挨拶する陳菊氏

(台北 24日 中央社)陳菊・総統府秘書長(官房長官に相当)は23日、1992年に両岸(台湾と中国大陸)の窓口機関が合意したとされる「一つの中国」を前提とした「92年コンセンサス」(九二共識)について、「92年の合意はない」と述べ、認めない姿勢を表明した。11月の台北市長選挙に民進党公認候補として出馬する姚文智立法委員(国会議員)の決起集会でのスピーチで語った。

92年コンセンサスをめぐっては、中国大陸が受け入れを求めて台湾へ圧力をかけ続ける一方、蔡英文総統は認めない方針を堅持している。

陳氏は、断固として台湾の主権と安全を守ろうとする蔡総統の姿勢は容易なことではないとし、「台湾は自由で民主的な方式によって非常に多元的に発展できるようにしなければならない」と強調した。

(葉素萍、蕭博文/編集:名切千絵)