米国在台協会新庁舎落成 蔡総統「共通の目標を実践する信念強固に」/台湾

【政治】 2018/06/12 13:46 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
AIT新庁舎落成式であいさつをする蔡英文総統(右)

AIT新庁舎落成式であいさつをする蔡英文総統(右)

(台北 12日 中央社)米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所の新庁舎落成式が12日、台北市内湖区で行われた。蔡英文総統は「この建物が供用開始される時、われわれは台米共通の目標を互いに実践する信念を強固にする」と述べ、台米関係は今後も引き続き、人々を奮い立たせる新たなページを加えていくことだろうと期待を寄せた。

米政府代表としてはマリー・ロイス国務次官補(教育・文化担当)が式典に出席した。AIT新庁舎は「米台関係の安定の象徴」だとし、「今後引き続き素晴らしい連携の機会が生み出されるだろう」と語った。

AITは米国と台湾間の民間レベルの非公式関係を推進する機関として1979年に設立され、同年4月に台北事務所が台北市信義路の現庁舎で業務を開始した。かつてはビザを求める人で庁舎前には長蛇の列ができ、当時米国に留学した学生にとって共通の思い出となっている。

40年近くにわたり、台米関係の進展を見届けてきたが、保安上の問題や職員数の増加によるスペース不足を背景に、新庁舎への移転が決まった。新庁舎は約2億5500万米ドル(約281億円)を投じ、9年をかけて建設された。建材には台湾産と米国産が使用され、メインロビーに台米双方の芸術家の作品が展示されるなど、台米の強い結び付きと友情が示されている。9月に供用開始される予定だという。

(侯姿瑩、呂欣ケイ/編集:名切千絵)