中華民国、ブルキナファソと断交 ドミニカ共和国に続き今月2カ国目

【政治】 2018/05/24 19:39 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ブルキナファソのポール・カバ・ティエバ首相(手前左)と握手をする蔡英文総統(同右)=2016年5月撮影

ブルキナファソのポール・カバ・ティエバ首相(手前左)と握手をする蔡英文総統(同右)=2016年5月撮影

(台北 24日 中央社)外交部(外務省)は24日、西アフリカのブルキナファソと断交したと発表した。中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ「国交国」は18カ国になった。今月1日にはカリブ海の島国ドミニカ共和国と断交したばかりだった。

2016年5月に蔡英文政権が発足して以来、中国大陸の圧力を背景に断交が相次いでいる。同年末に西アフリカの島国サントメ・プリンシペとの外交関係を終了したのを皮切りに、中米パナマ(昨年6月)、ドミニカ共和国と断交。ブルキナファソで4カ国目となった。残るアフリカの国交国はスワジランドのみ。

ブルキナファソはジュネーブで21日に始まった世界保健機関(WHO)年次総会では、バチカンを除く国交国で唯一、台湾のオブザーバー参加を支持する発言をしていなかった。また、先月中旬に行われた蔡総統のアフリカ外遊では、ブルキナファソは重要な国際的な予定があるのを理由に、受け入れを断っていた。

中華民国は1961年にブルキナファソ(当時は上ボルタ共和国)と国交を樹立。1973年に同国が中国大陸と国交を結んだのを機に一度は断交したが、1994年に国交を回復していた。

(侯姿瑩/編集:名切千絵)