日本や米国など16カ国、台湾のWHO総会参加を支持=本会議などで発言

【政治】 2018/05/23 14:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
WHO総会の様子=WHA取材団提供

WHO総会の様子=WHA取材団提供

(台北 23日 中央社)スイス・ジュネーブで開かれている世界保健機関(WHO)年次総会で22日までに、日本をはじめ16カ国が台湾のWHO総会参加を直接的または間接的に支持する発言を行った。外交部は22日、各国の支援に感謝を示した。

WHO総会は21日に開幕。台湾は昨年に続いて今年も招請されず、出席できなかった。

22日までに本会議の政府代表演説で台湾の参加を支持する発言をしたのは、米国、日本、オーストラリア、カナダ、ドイツ、ニュージーランドなど近い理念を持つ国6カ国とホンジュラスやツバルなど中華民国(台湾)と外交関係を持つ「国交国」6カ国の計12カ国。このほか、21日の一般委員会でエスワティニとソロモン諸島が、本会議の2対2の弁論ではマーシャル諸島とセントビンセント・グレナディーンが発言の中で台湾を支持した。

日本の高木美智代・厚生労働副大臣は22日の政府代表演説で、グローバル化の進展により感染症が国境を超えて広まるリスクが高まっていることに言及。感染症防止に「空白地帯をつくるべきでなく、特定の地域に遅れを取らせてはならない」と間接的に台湾の総会参加を支持した。

米国の代表は台湾が総会に出席できなかったことに「改めて失望を表明する」と強調。WHOに対し、核心的な目標に集中し、初心を忘れないよう求めた。

▽蔡総統、ジュネーブで開催のフォーラムでビデオメッセージ

蔡英文総統は22日、WHO総会と同じくジュネーブで開催されたユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)に関するフォーラムにビデオメッセージを送り、公衆衛生や人類の健康の面で国際社会に貢献する高い意欲と能力が台湾にはあることを世界に説明した。

(顧セン、唐佩君、戴雅真、葉素萍/編集:名切千絵)