前台南県長の蘇煥智氏、民進党離党と台北市長選出馬を表明

【政治】 2018/03/03 17:19 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
民進党離党と台北市長選出馬を表明する蘇煥智氏

民進党離党と台北市長選出馬を表明する蘇煥智氏

(台北 3日 中央社)前台南県長で与党・民進党所属の蘇煥智氏(61)が3日、台北市内で記者会見を開き、同党を離党し、今年11月24日に予定されている台北市長選挙に出馬する意向を示した。

民進党員歴27年という蘇氏は、離党の理由について「蔡英文政権と党上層部は、経済振興や弱者支援といった(党従来の)基本路線から逸脱している」「党に残り続ければ、台湾に貢献することができなくなる」と説明した。

一方、南部・台南生まれだが、1974年の大学入学以来、多くの時間を台北で過ごしたと述べ、台北とのつながりをアピール。今後は市内各地を回り、市民の声に耳を傾けるとし、「皆さんとともにこの町の生命力を見出し、台北の夢を編みたい」と意気込んだ。

蘇氏は、台北市議だった陳水扁氏の議員事務所職員を経て1992年に立法委員(国会議員)に初当選。2001年からは台南県(2010年に台南市と合併)の首長を2期約9年務めた。

今回の台北市長選を巡り、民進党内では立法委員の姚文智氏が出馬を表明しているが、党は2014年の前回選挙同様、候補を立てずに無所属の柯文哲・現市長を支援するか立場を明らかにしていない。

(范正祥/編集:羅友辰)