蔡政権不支持46.6% 中国大陸軍機訓練への対応が影響か/台湾

【政治】 2018/01/02 19:09 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文総統

蔡英文総統

(台北 2日 中央社)非営利団体の台湾民意教育基金会が先月31日に発表した最新の世論調査の結果によると、蔡英文総統のかじ取りを「支持しない」と答えた人は46.6%に上り、賛同を示した人を10.7ポイント上回った。同基金会の游盈隆董事長(会長)は、台湾周辺で相次ぐ中国大陸軍機の飛行訓練に対する蔡総統の対応に人々が不満を募らせていることと関係していると分析した。

同基金会の調査によれば、蔡総統の支持率は頼清徳氏が行政院長(首相)に起用された昨年9月に46.4%まで上昇。だがそれ以降、3カ月連続で低下し続け、最新の調査では35.9%にまで下がった。

昨年は中国大陸軍機による飛行訓練の活発化が目立った。国防部(国防省)が先月26日に公表した国防報告書によれば、昨年の飛行訓練の回数は先月11日までで20回に上っており、そのうち17回が7月中旬以降に実施された。世論調査では、これについて「受け入れられない」とした人は73.2%に達し、蔡総統の対応に不満だとした人は61.3%に上った。

調査は先月25日と26日、台湾に住む20歳以上の男女を対象に電話で実施。有効回答件数は1085件だった。

(顧セン/編集:楊千慧)