デザイン誤植の新パスポート、偽造防止シールの貼付で対処へ/台湾

【政治】 2018/01/02 11:11 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
イラストの誤植が見つかった新たな旅券(パスポート)を手に今後の対処について説明を行う外交部領事事務局の蔡幼文副局長

イラストの誤植が見つかった新たな旅券(パスポート)を手に今後の対処について説明を行う外交部領事事務局の蔡幼文副局長

(台北 2日 中央社)イラストの誤植が見つかった新たな旅券(パスポート)について、外交部は昨年12月31日、訂正したデザインを施した偽造防止シールを当該ページに貼る形式で対処すると明らかにした。当初、印刷済みの冊数は20万冊と発表されていたが、55万冊だったことが新たに判明。刷り直しでなく、シールを貼る形式にすることで、損失を抑える。

新たな旅券は昨年12月25日に発給を開始。だがその後、5ページ目の追記頁に印刷されているイラストが米ワシントン・ダレス国際空港に類似していることが発覚した。外交部は同26日、発給された285冊を回収し、残りはデザインを訂正した上で印刷し直すと発表していた。

同部領事事務局の蔡幼文副局長によれば、新たに制作する偽造防止シールには、桃園国際空港のイラストと旅行の注意書きが印刷される。多くの国で追記頁には貼付の形式が採られていると説明し、旅券の訂正については同部から各国に通知すると述べた。

シールの印刷費用は1冊当たり約30台湾元(約114円)で、合計1650万元(約6270万円)に上る見通し。旅券55万冊の発行には約2億2000万元(約8億3600万円)がかかっている。

(顧セン/編集:名切千絵)