進む高齢化 台湾の監察委員、日本のリバースモーゲージの取り組み視察

【政治】 2017/09/06 19:13文字サイズ:字級縮小字級放大
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日本統治時代の1915年に完成した監察院(旧台北州庁)庁舎

日本統治時代の1915年に完成した監察院(旧台北州庁)庁舎

(台北 6日 中央社)台湾では少子高齢化が進んでおり、持ち家を担保に老後資金を融資する「リバースモーゲージ」を推進しようと行政機関が動いている。監察院の財政及び経済委員会の陳小紅監察委員らは、政策調査のため、8月29日から9月1日までの日程でリバースモーゲージを行う日本の金融機関や公的機関を視察した。

陳監察委員らが視察したのは、日本の民間の金融機関で初めてサービスを開始した東京スター銀行や、すでに30年余りの導入実績を持つ武蔵野市など。また、地方自治体が行うリバースモーゲージを統括する全国社会福祉協議会も訪問し、各地の取り組みについて理解を深めた。

陳氏によれば、台湾では2015年に合作金庫銀行がサービスの提供を開始して以来、今年7月までに銀行10行で計1815件の契約が成立している。一方、公的機関では台北市が2014年から5組の高齢者に対し試験的に実施しているのみだという。

同院は、今回の視察結果について、国内のケースと比較分析し今年末までに報告書をまとめる予定だとしている。

(劉麗栄/編集:楊千慧)

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