台湾で38年間続いた戒厳令(1949~87年)が解除されてから30周年を迎えた15日、文化部(文化省)は総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道で記念式典を開催した。鄭麗君文化部長(文化相)は、国民党政権による不当逮捕や言論弾圧などが行われた白色テロの歴史や同党の一党独裁下にあった国家の暴力について解明がまだ不十分だとし、移行期の正義こそがわれわれに民主主義を伝えてくれる授業であり、人権教育を全面的に推し進めていくべきだと強く述べた。
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