「現状維持に対する台湾の主張を尊重すべき」 中国大陸側に呼び掛け

【政治】 2017/03/04 16:49文字サイズ:字級縮小字級放大
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「現状維持に対する台湾の主張を尊重すべき」  中国大陸側に呼び掛け

(台北 4日 中央社)中国大陸側が3日、台湾に対する立場を再度主張したことについて、対中国大陸政策を担当する行政院(内閣)大陸委員会は同日、中国大陸は両岸(台湾と中国大陸)の現実を直視し、民主主義と現状維持に対する台湾の人々の主張を尊重すべきだと呼び掛けた。

中国大陸・北京では同日、国政助言機関、人民政治協商会議(政協)第12期全国委員会第5回会議が開幕。兪正声主席は活動報告で、「一つの中国」の原則をめぐる「92年コンセンサス」を固持し、「台湾独立に向けたいかなる形式の行為にも断固反対する」と述べた。

兪主席は昨年の活動報告でも「92年コンセンサス」の堅持と台湾独立反対を明言していたが、今年は台湾独立に関して「いかなる形式」の言葉が追加された。

大陸委員会によれば、長期にわたる世論調査の結果では、台湾の8割以上の人が両岸関係の現状維持に賛成しているという。

大陸委員会は、台湾海峡の平和の維持は双方共同の目標と責任であり、両岸関係に転機が訪れるか否かは、台湾の忍耐力と確固たる信念、および北京がどのように両岸関係の未来を捉えるのかによって決まるとした。

(邱国強/編集:名切千絵)

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