ニカラグア大統領、台湾の国際機関参加支援を明言 蔡総統と会談

【政治】 2017/01/10 16:41
左からオルテガ大統領、蔡英文総統=総統府提供

左からオルテガ大統領、蔡英文総統=総統府提供

(マナグア 10日 中央社)中米4カ国を歴訪中の蔡英文総統は現地時間9日午後、ニカラグアの首都マナグアに到着し、同日夜、オルテガ大統領と会談した。オルテガ大統領は、台湾が国際機関や国際的イベントに参加できるよう今後も引き続き支援していく考えを示し、「台湾は完全なる国家。国際間の重要な課題と異にしてはならない」と述べた。

会談中、オルテガ大統領は昨年ニカラグアが議長国を務めた中米統合機構(SICA)に触れ、同機構のこれまでの歩みには台湾の寄り添いがあったと言及。その上で、「会議中、ニカラグアは台湾との関係強化の重要性を改めて述べた」と説明した。

オルテガ大統領は台湾との長期にわたる助け合いや協力関係によって恩恵を受けたと述べ、蔡総統と台湾の人々に対し、感謝を示した。

蔡総統は会談後、台湾の現在の経済力は国際社会の支援を受けた結果であり、台湾は喜んで国際社会に恩返しし、友人を手助けしていくとコメント。「中米の国々が経済面で素早く発展を遂げ、国民が豊かな生活を送れるようになれば」とエールを送った。

また、フェイスブック上では、会談中に蔡総統がオルテガ大統領を台湾に招きたい考えを伝え、オルテガ大統領から真剣に前向きに考えるとの返答をもらったことを明かした。

会談の模様はニカラグアの国営テレビ局によって生中継された。李大維外交部長によると、生中継は在ニカラグア大使館も全く把握していなかったという。会談の詳細な開始時間も事前に公表されておらず、台湾からの同行記者団はプレスセンターでテレビを見て初めて会談の開始を知り、急いでテレビ画面の撮影を始めるというハプニングもあった。

(葉素萍/編集:名切千絵)