沖ノ鳥近海の日本巡視船 「引き揚げ開始」=海巡署トップ/台湾

【政治】 2016/05/25 19:12文字サイズ:字級縮小字級放大
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李仲威氏

李仲威氏

(台北 25日 中央社)沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)から200カイリ(約370キロ)内の水域で活動していた海上保安庁の巡視船が24日、引き揚げを開始していたことが分かった。海岸巡防署(海巡署、海上保安庁に相当)の李仲威署長が25日、立法院(国会)内政委員会での質疑で明らかにした。

質疑を行った与党・民進党の荘瑞雄・立法委員(国会議員)は李氏に、日本側が沖ノ鳥周辺200カイリから退去しない限り、海巡署も退いてはならないと要求。李氏は「可能だ。我々の原則でもそうなっている」と答えた。

一方で李氏は、沖ノ鳥近海で台湾漁船の保護を行っている海巡署の巡視船について、当初予定していた期限が切れる31日以降も、任務を続ける考えを表明。20日に発足した蔡英文政権が日本側に巡視船を引き揚げると伝えたとする日本メディアの一部報道を否定している。

(陳俊華/編集:杉野浩司)

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