<南シナ海問題>台湾、仲裁裁判所の判断に異議 「認められない」

【政治】 2015/10/31 19:01文字サイズ:字級縮小字級放大
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<南シナ海問題>台湾、仲裁裁判所の判断に異議  「認められない」

(台北 31日 中央社)常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)は29日、中国大陸による南シナ海の領有権主張は国際法に違反しているとしてフィリピンが求めた仲裁手続きについて、同裁判所に管轄権があると判断し、審理の続行を発表した。これを受けて外交部は31日、中華民国の主張を聞かれていないのを理由に、認めることはできず、受け入れられないと異議を唱えた。

外交部は、南シナ海の南沙(スプラトリー)、西沙(パラセル)、中沙、東沙(プラタス)各諸島と周辺海域は、歴史的、地理的、国際法的に中華民国固有の領土、領海だと改めて主張。他国・地域のいかなる主張や占領行為も一切認めないと述べた。

常設仲裁裁判所の判断に対し、フィリピンと米国がそれぞれ歓迎の姿勢を示した一方、同裁判所に管轄権はないと主張してきた中国大陸は「無効であり、拘束力はない」とした。

(唐佩君、林行健/編集:杉野浩司)

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