主力戦闘機F16、2017年から改良開始へ 2022年の完了目指す/台湾

【政治】 2015/10/23 18:36 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
初の飛行試験に成功したF16V=ロッキード・マーチン提供

初の飛行試験に成功したF16V=ロッキード・マーチン提供

(台北 23日 中央社)与党・国民党の林郁方・立法委員(国会議員)は22日、主力戦闘機F16A/Bの改良を、早ければ2017年から開始する計画を明らかにした。総費用は1100億台湾元(約4100億円)。

林氏によれば、改良は国産戦闘機「経国号」の開発・製造などを手がけた漢翔航空工業が毎年25~28機のペースで実施。2022年までに完了させる予定だという。

製造元の米防衛大手ロッキード・マーチンは現地時間21日、アップグレード型「F16V」の初めての飛行試験をテキサス州フォートワースで成功させたと発表。公開された機体番号から国軍保有のF16Aではないかと台湾で話題になっていた。

改良の最大の特徴は最新型レーダー「アクティブ電子走査アレイ」(AESA)の搭載。空中と地上の目標を同時に探知、追尾する機能を持ち、複数の対象をロックオンできる。

台湾は1990年代にF16A/Bを150機購入。145機が現役で、一部は米国で訓練やテストなどに使用されている。

(呂欣ケイ/編集:杉野浩司)