台湾初の慰安婦記念館、12月に正式開館 馬総統が公表

【政治】 2015/06/30 18:05 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
エディ・バーニス・ジョンソン米下院議員(左)と握手する馬英九総統

エディ・バーニス・ジョンソン米下院議員(左)と握手する馬英九総統

(台北 30日 中央社)馬英九総統は30日午前、米下院議員のエディ・バーニス・ジョンソン氏との会談の中で、台湾初となる慰安婦記念館について、今年8月の除幕式、12月の正式開館に向けて準備を進めていると明らかにした。

馬総統は、第2次大戦中、旧日本軍が一部の女性を強制的に慰安婦として働かせていたことに、中華民国政府は強い関心を持っていると強調。自身が台湾の元慰安婦を約20年前から支援してきたと述べた。

記念館の設置理由については「戦争の恨みは許せるかもしれないが、真相を忘れてはならない」として、抗日戦争の事実を後世に伝える必要性を訴えた。民間の支援団体によると、台湾の元慰安婦はすでに亡くなった人を含めて少なくとも58人で、2014年現在で5人が生存している。

台湾では抗日戦争勝利70年となる今年、軍事イベントや学術討論会、展示会などの記念行事の実施が予定されている。

(黄名璽/編集:杉野浩司)