岸信夫氏が来台、日本食品に対する輸入規制の緩和求め/台湾

【政治】 2015/04/30 18:27 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
岸信夫衆議院議員と握手を交わす林佳龍台中市長(右)=台中市政府提供

岸信夫衆議院議員と握手を交わす林佳龍台中市長(右)=台中市政府提供

(台北 30日 中央社)自民党の岸信夫衆議院議員が29日、日本食品に対する輸入規制の緩和などを求めるため、自身が会長を務める「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」のメンバーと共に台湾を訪問した。馬英九総統などと会談する。

岸氏は台湾到着後、台中市の林佳龍市長と面会し、輸入規制問題などについて意見を交換。翌30日に高雄市の陳菊市長と会談した際、規制強化の根拠について、より科学的で説得力のあるデータを提示するよう台湾側に求めた。

来月2日までの滞在期間中、岸氏は馬総統のほか、李登輝元総統、王金平立法院長(国会議長)、台湾の対日窓口機関・亜東関係協会の李嘉進会長、与野党主席などを表敬訪問する。

台湾は2011年の福島第1原発事故の発生以降、群馬などの5県で生産された食品の輸入を禁止。また、来月15日からすべての日本産食品の都道府県ごとの産地証明、一部食品について放射性物質の検査を義務付ける。規制強化について、日本側は科学的根拠に欠けるとして撤回を求めている。

(黄名璽/編集:杉野浩司)