台南市、学校から蒋介石像を全面撤去へ/台湾

【政治】 2015/02/28 19:09 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
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(台南 28日 中央社)南部・台南市で28日、「二・二八事件」の犠牲者を偲ぶ集会が開かれ、出席した同市の頼清徳市長は、一部から事件の元凶とされている蒋介石元総統の銅像を近く市内の学校から全面撤去する考えを明らかにした。

台南市は2010年末、同名の県・市を合わせて新たにできた直轄市。旧台南県内の学校に設置された蒋介石像は、合併までにすべて撤去されていたが、市内の小中学校には今も約14体が残っているという。

「二・二八事件」は1947年、台湾全土に広がった民衆蜂起で、軍の鎮圧などによって多くの犠牲者が出た。事件について、民進党が政権与党だった2006年、蒋氏を最大の責任者とする研究報告が発表されたが、国民党や一部学者からは「客観性に欠ける」などと批判の声が上がっていた。

(楊思瑞/編集:羅友辰)