次期台北市長・柯文哲氏、台湾と中国大陸の関係に「4つの相互」提案

【政治】 2014/12/23 14:34 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
次期台北市長・柯文哲氏、台湾と中国大陸の関係に「4つの相互」提案

(台北 23日 中央社)次期台北市長の柯文哲氏(55)は22日、今後の台湾と中国大陸の関係のあり方について、相互認識、相互理解、相互尊重、相互協力を軸とする「4つの相互」の概念を提案した。

柯氏は同日、中央社のインタビューに応じ、1992年に確認された“1つの中国”に関する台湾と中国大陸の共通認識「92年コンセンサス」(九二共識)について触れ、22年前の認識をなぜ現在の交流の土台とするのかと疑問を呈した。

その上で、「92年コンセンサス」は「両者の間に共通認識はないという共通認識」であるとの考えを示し、現状に即した新たな共通認識を持つべきだと主張した。

一方、行政院(内閣)大陸委員会は同日、台湾と中国大陸の間には共通認識が確かに存在し、双方の交流の鍵となっていると反論している。

【 92年コンセンサス 】 1992年に台湾と中国大陸が窓口機関を通じ確認した両岸対話の原則。“1つの中国”を前提としているがその解釈には触れておらず、国民党は「1つの中国=中華民国」との立場を示している。

(黄意涵、顧セン、尹俊傑/編集:杉野浩司)