台湾、統一地方選の結果に日米など海外メディアが関心

【政治】 2014/11/30 19:00文字サイズ:字級縮小字級放大
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台湾、統一地方選の結果に日米など海外メディアが関心

(台北 30日 中央社)台湾で29日に投開票された統一地方選挙で最大野党民進党が圧倒的勝利を収めたことに複数の海外メディアが関心を寄せている。

同選挙は2016年に実施される総統選の前哨戦とみなされていたが、与党国民党は台北、新北、台中など6つの直轄市を含む全22県・市長選で、首長ポスト数を大幅に減らし、選挙前の15から6になった。一方で民進党は6から13に増え、勢力圏を拡大させた。

日本の新聞社や米ニューヨーク・タイムズ、露タス通信など各メディアは、民意のバロメーターともいえる今回の選挙の結果が総統選に影響を与える可能性を指摘している。

中国大陸では共産党の機関紙・人民日報が当選した首長22人の所属政党を紹介し、「(台湾海峡)両岸関係におけるこれまでの得難い成果を双方の住民が重視するよう望む」とする対台湾政策担当部門のコメントを掲載した。

このほか、台湾の一部の学者は選挙後の台湾と中国大陸との関係が不安定になるのではと懸念を示した。また、与党陣営の大敗には馬英九総統の人材活用や親中対策に問題があることや、今後の国民党・民進党・中国共産党の相互関係に注視していく必要性を強調する声なども聞かれた。

(唐佩君、楊明珠、黄兆平、尹俊傑/編集:荘麗玲)

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