台湾・台中市長選 民進党の林佳龍氏が雪辱果たし初当選へ

【政治】 2014/11/29 20:08 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾・台中市長選  民進党の林佳龍氏が雪辱果たし初当選へ

(中央社 29日 中央社)29日に投開票が行われた台中市長選で、最大野党・民進党所属で元立法委員(国会議員)の林佳龍氏(50)が、旧台中市時代から13年にわたって市長を務めていた現職の胡志強氏(66)を抑えて初当選が確実となった。

中央選挙委員会が午後8時過ぎに発表した情報では、林氏の得票数は約80万票で、胡氏より20万票以上の差をつけた。林氏の得票率は57.14%。

両氏は2005年の市長選挙でも対決しており、その際は胡氏が6割近い得票率を獲得し当選していた。今回の市長選では胡氏の健康状態の悪化や長期「政権」に対する不満の声が上がり、改革を訴える林氏の取り組みが有権者に支持され雪辱を果たした格好となった。

選挙本部に姿を見せた林氏は、午後7時10分ごろ、多くの支持者が「(新)市長、こんばんは」の声を上げる中、「みなさん、ありがとう」と台湾語で挨拶。過去の市長選を振り返り「やっと市民のお役に立てる時が来ました」と喜びを語った。

1964年、台北市に生まれた林氏は米エール大学で政治学の博士号を取得。総統府副秘書長、行政院新聞局長、民進党中央党部秘書長、国家安全会議の諮問委員などを歴任した。

(編集:齊藤啓介)