台湾・台南市長選、民進党ホープの現職候補が再選へ

【政治】 2014/11/29 19:48 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾・台南市長選、民進党ホープの現職候補が再選へ

(台北 29日 中央社)台湾で統一地方選挙の投開票が29日に行われ、現職で野党・民進党所属の頼清徳台南市長(54)が国民党所属の黄秀霜氏(53)に大差をつけ再選が確実となった。中央選挙委員会(選管)によると、午後7時40分ごろに40万票以上リードしている。

医師出身で4期連続で立法委員(国会議員)を務めた頼氏は民進党のホープと目され、ビジネス誌「天下雑誌」が行った幸せな都市調査では県・市長に対する満足度部門で2012年から2年連続で1位に輝いていた。

選挙前から当選が確実視されていたため、ヒートアップを見せた台北市長選とは対照的に無風選挙とみなされていたほか、看板やのぼり、選挙カーを使わず、選挙対策本部を設置しないなどの戦略を取っていたため、相手候補を無視するやり方などと批判を浴びた。

また、違法油の製造・販売業者に対する販売停止処分が遅れたことで一時選挙への悪影響なども懸念されていたが、午後7時40分過ぎに65万票あまりを獲得している。勝利宣言では過去4年の実績を認めてくれた市民に感謝するとともに、今後は市民との協力を通じて市政の前進を図りたいと抱負を語った。

1959年の新北市生まれの頼氏は台湾大学のリハビリテーション学科を卒業し、ハーバード大学にて公衆衛生学修士号取得している。

(編集:荘麗玲)