春の叙勲、伝達式 台湾エバーグループ会長に旭日章

【政治】 2012/05/08 18:50 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
春の叙勲、伝達式  台湾エバーグループ会長に旭日章

(台北 8日 中央社)日本政府による2012年春の叙勲の伝達式が8日、皇居で行われた。台湾からは、過去最高位となる旭日重光章を2人が受章しており、出席したエバーグリーングループの張栄発総裁(84、写真)は、野田佳彦首相から勲章を授与され、明仁天皇に謁見した。

多忙なスケジュールの合間を縫って伝達式に赴いた張総裁は、今回の受勲について、「長年に渡る日本との経済交流や昨年の東日本大震災への人道支援などが評価されたものと受け止めている」として、「大変喜ばしく、日本政府に感謝している」との談話を発表した。

もう1人の旭日重光章受章者である中国信託ホールディングスの辜濂松会長(78)は、米国での商談がありどうしてもスケジュール調整がつかなかったとしているが、同グループ広報は8日、「長年の活動が日本政府に評価され、とても感謝している」とのコメントを伝えた。

台日が1972年に断交して以降、台湾からの叙勲受章者入りはなくなっていたが、2005年に復活。勲二等となる旭日重光章は断交後初で、また今回は旭日小綬章に蔡雪泥・中琉婦女交流協会理事長(76)が、瑞宝双光章にも1人が選ばれ、1度の受章者数としては過去最多となっている。

(写真:エバーグリーングループ提供)