「一つの中国」強要は「世界から反感買うだけ」=外交部/台湾

【政治】 2020/05/17 18:26 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
外交部の欧江安報道官

外交部の欧江安報道官

(台北中央社)台湾が世界保健機関(WHO)総会への参加を目指し努力を続ける中、「一つの中国」原則を遵守するようWHOに求める書簡の送付を中国が各国に要求していると海外メディアで報じられた。外交部(外務省)の欧江安報道官は16日、虚構である「一つの中国」原則を受け入れるよう他国や国際組織に強要することは台湾や世界から反感を買うだけだと中国を強く批判した。

WHOに加盟していない台湾は、総会に2016年まで8年間、オブザーバーとして出席していたが、17年以降は中国の圧力により参加できておらず、今年もまだ招請されていない。

欧報道官は、台湾が独自の医療体制を築いていることに触れた上で、台湾が新型コロナウイルスに有効な対応策を講じられたのは台湾の人々と政府による努力の成果だとし、中国とは全く無関係だと言明。台湾の総会参加について、国際社会からかつてない大きさの声援が寄せられているとし、台湾の参加の重要性が国際的に認められていることの表れだと述べた。

また、呉釗燮外交部長(外相)は米外交問題評議会のインタビューにこのほど応じ、「台湾人は他国と同じ待遇を受けたいと願っている」と語り、台湾のWHO参加の必要性を訴えた。

(陳韻聿、尹俊傑/編集:楊千慧)