フィリピンが台湾を入国禁止の対象に「一つの中国政策に基づく」=現地当局

【政治】 2020/02/11 13:44 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
欧江安報道官

欧江安報道官

(マニラ、台北中央社)フィリピンの航空当局は10日夜、新型コロナウイルスの感染防止策として中国全土からの外国人に対して実施している入国禁止措置の対象地域に、台湾を含めると発表した。「一つの中国政策に基づくもの」だと説明している。外交部(外務省)の欧江安報道官は11日、一方的な決定を改めるようフィリピン側と意思疎通を行っていくと述べた。

フィリピン政府は2日、中国、香港、マカオから訪れる外国人について、永住権を持つ人を除き、入国を禁止すると発表。10日夜に発表した資料で、対象に「台湾を含める」と明記された。

入国禁止が発表される前にすでに出発していた旅客機もあり、フィリピンに到着した台湾人が入国できない事態も発生した。中華民国駐フィリピン代表処の担当者は中央社の取材に対し、台湾人約150人がセブ、カリボ、マニラの各空港で入国拒否されたと明らかにした。

(陳妍君/編集:名切千絵)