台湾ドラマ「我們与悪的距離」、最終回で自己最高視聴率 第2弾制作が始動

【芸能スポーツ】 2019/04/22 19:00 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾ドラマ「我們与悪的距離」の一コマ=公共テレビ提供

台湾ドラマ「我們与悪的距離」の一コマ=公共テレビ提供

(台北 22日 中央社)台湾の公共テレビ(公視)が動画配信サービスや米テレビ局と共同で手掛けたドラマ「我們与悪的距離」(The World Between Us)が21日、最終回を迎え、平均視聴率が自己最高の3.4%を記録した。同作は先月下旬の放送開始以来、好評を博し、右肩上がりで視聴率を伸ばした。公視によれば、すでに第2シーズンの制作が決定しているという。

同作は公視が企画を立ち上げ、大慕影芸国際事業が委託を受けて制作。台湾の動画配信サービスCATCHPLAYが版権を購入し、米ケーブルテレビ局HBOアジアも同作を放送する。無差別殺人事件を題材とし、加害者や被害者、支援者、メディアなど事件を取り巻く様々な立場の人々の異なる視点を通じて「悪との距離」を描いた。全10話で、4300万台湾元(約1億5600万円)が投じられた。

脚本は、台湾のテレビ賞「金鐘奨」の受賞経験を持つ有名脚本家ルー・シーユエン(呂蒔媛)が担当。アリッサ・チア(賈静ブン)やウェン・シェンハオ(温昇豪)、ウー・カンレン(呉慷仁)ら実力派俳優が主要キャストに顔を揃えた。(ブン=雨かんむりに文)

3月24日から毎週日曜日に2話ずつ放送され、1、2話で毎分最高視聴率1.14%を記録する好調な滑り出しを見せた後、5話を除いて毎回記録を更新し、7話には平均視聴率が2%の大台を突破。9、10話は放送前に海賊版がインターネット上に流出し、公視などが共同声明で正規版支持を呼び掛ける事態となった。

同作の好評を受け、公視の制作部幹部は21日、第2シーズンの制作が決まったと明らかにした。現在は脚本作りに着手している段階だという。脚本家のルー氏によると、第2シーズンは今作とは切り離し、ストーリーや登場人物は全く別のものにする予定。だが、「悪との距離」を描くというテーマは変わらないとしている。

(江佩凌、鄭景ブン/編集:名切千絵)