62歳の女性が出産 経膣分娩の台湾最高齢

【社会】 2018/03/07 19:04 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
無痛分娩で男児を出産した62歳の台湾女性

無痛分娩で男児を出産した62歳の台湾女性

(台北 7日 中央社)台北市内の病院で先月末、62歳の女性が無痛分娩で男児を出産していたことが7日、分かった。同院が記者会見を開き、明らかにした。超高齢出産の場合、帝王切開が選ばれることがほとんどで、経膣(けいちつ)分娩としては台湾最高齢だという。

台北長庚記念医院産婦人科の蕭勝文主任によれば、女性は36年前に女児を出産。その後仕事の忙しさなどから再妊娠することはなかった。退職後に時間ができたため、夫と話し合った上で人工授精を決意。昨年無事に妊娠した。29週後に妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を発症したほか、低置胎盤やB群連鎖球菌の陽性反応もあったものの、38週に最後の検診を行った結果、胎盤が子宮の出口にかかっていないことが確認されたため、経膣分娩を決めたという。

無痛分娩を行い、お産が始まってからわずか66分で出産。男児の体重は2930グラムだった。母子ともに健康だという。

会見には出産を終えた女性が男児と一緒に出席。女性は、出産に年齢は関係ないと思っていたと笑う。積極的に運動や栄養補給に取り組んでいたといい、「やれることはなんでもやった」と話した。また、第一子である今年36歳の娘と第二子の男児の誕生日が同じだったことも明かした。

同院の研究によると、初産の平均年齢は過去28年で28歳から32.6歳に上昇。35歳以上の高齢出産の割合も11%から40%に増加したという。

(張茗喧/編集:名切千絵)