花蓮で地震 台北でも揺れ20秒以上=地盤構造が関係、専門家指摘/台湾

【社会】 2018/02/05 16:41 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
新北市政府消防局提供

新北市政府消防局提供

(台北 5日 中央社)4日夜、東部・花蓮県近海を震源とする地震が相次いだ。最も規模が大きかったのは午後9時56分に発生したマグニチュード(M)5.8の地震で、同県太魯閣では最大震度5を記録。震源から100キロ以上離れた台北市でも震度2の揺れが23.38秒にわたって観測された。中央気象局地震観測センターの呂佩玲・副主任は、台北で長時間揺れた原因について、地盤が軟らかいために地震の揺れが集中しやすい「盆地効果」による影響との見解を示している。

台北市が位置する台北盆地は砂や泥などの堆積物によって構成されている。前中央気象局長の辛在勤氏は、台北盆地をゼリーに例え、振動が伝わった際に揺れが発生しやすく、揺れが継続する時間も他の場所より長くなると説明。呂副主任によれば、盆地効果の影響に加え、台北は高層ビルが多く、揺れを感じやすいという。

花蓮県近海では5日午前0時54分にもM4.4の地震を観測。同10時58分までM3.3~4.1の地震が相次いだ。辛氏は今後2週間、余震が継続するとの見方を示している。

(陳葦庭/編集:楊千慧)