慰安婦記念日制定 頼行政院長、慎重な姿勢示す/台湾

【政治】 2017/10/06 18:22文字サイズ:字級縮小字級放大
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頼清徳行政院長

頼清徳行政院長

(台北 6日 中央社)頼清徳行政院長(首相)は6日、毎年8月14日を慰安婦記念日に制定する可否を問う野党議員からの質疑に対し、さらに討論を行い、理解を深めたい考えを示した。8月14日は韓国の市民団体らが「世界慰安婦の日」に定めている。

頼院長は立法院院会(国会本会議)に出席。立法委員(国会議員)からの質疑に応答した。

野党・国民党の呂玉玲立法委員は頼院長に対し、日台関係は良好であるものの、慰安婦問題というしこりが存在すると指摘。慰安婦は志願の上でのものなのかを頼院長に尋ねた。

頼院長は、当時の環境下では多くの人にやむを得ない部分があったと回答。質疑に列席した李大維外交部長(外相)は、慰安婦問題は確かに歴史上の傷であり、政府の姿勢は非常に強固なものだとし、日本には正面から問題に向き合ってもらえればと述べた。

頼院長は立法委員在職時の2008年、元慰安婦に対する謝罪や賠償を日本政府に求める「台湾慰安婦決議文」を与野党議員3人とともに提案。先月下旬には、慰安婦問題について日本側に謝罪を求めるよう、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)に要請する方針を明らかにしていた。

(劉冠廷/編集:名切千絵)

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