台湾バナナ、今年も茨城県へ 笠間市など4市町の学校給食に

【経済】 2020/10/22 17:56 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾バナナの対日輸出を喜ぶ農糧署関係者ら=同署提供

台湾バナナの対日輸出を喜ぶ農糧署関係者ら=同署提供

(南投中央社)台湾産バナナが昨年に引き続き、今秋も茨城県内の小中学校などで、学校給食として提供される。主要産地の一つ、中部・南投県で21日、記者会見を兼ねた出荷式が行われた。

日本市場開拓を目指す行政院(内閣)農業委員会農糧署は2019年7月、同県笠間市と「食を通じた文化交流と発展的な連携強化に関する覚書」を締結。同年11月、笠間市と大洗町の小・中・義務教育学校、水戸市の保育園で台湾バナナが提供された。

同署によると、台湾バナナは味が濃くておいしいと日本の子どもたちに好評だったことから、日本側が再購入を決定。来月6日の給食メニューに組み込まれる見通しとなった。今回は上記3市町のほか、ひたちなか市も新たに加わった。出荷式では、日本の人々が動画を通じて、新型コロナウイルス収束後の日台交流再開に期待を寄せた。

同署によれば、南投県は10月から翌年2月に収穫される品種の主要産地。現在は秋冬に生産されるバナナの輸出に最適な季節で、日本のほかにも、シンガポール、中東などへの出荷が予定されているという。今年は輸出が好調で、今年9月末までの輸出量は3282トン(昨年同期比27%増)と、直近5年で最多を記録した。

(蕭博陽/編集:塚越西穂)