4月の失業率4%超 台湾、雇用促進プロジェクト始動へ 6月から

【経済】 2020/05/23 19:12 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
4月の台湾の失業率4%超 雇用促進プロジェクト始動へ

4月の台湾の失業率4%超 雇用促進プロジェクト始動へ

(台北中央社)新型コロナウイルスの影響で、台湾の4月の失業率が4%を上回ったことが分かった。労働部の林三貴常務次長は22日、勤務先の都合などによる非自発的な失業者に再就職の機会を与える雇用促進プロジェクトを6月に始動させると明らかにした。

行政院主計総処の発表によれば、4月の失業率は4.03%(前月比0.31ポイント増)で、失業人口は48万1000人。工場閉鎖による失業者はひと月で3万6000人増加した。

同プロジェクトでは、失業期間が30日間以上となる人を雇用した事業主に、毎月5000台湾元(約1万8000円)の奨励金が最長6カ月間にわたって給付される。林氏によれば、これまでにも類似の奨励金制度はあったが、失業期間が3カ月間などの条件があったという。このほかにも、台湾の学校が6月に卒業シーズンを迎えるのを見据え、新社会人予備軍の就業支援計画も準備が進められている。今月末までには詳細が発表される見通し。

林氏は、早期からコロナ封じ込めに取り組んできた台湾では、韓国や日本、香港などと比べると経済活動の規制は緩やかで、制御可能な範囲内との見方が一般的だと話している。

(呉欣紜/編集:塚越西穂)