新規感染「ゼロ」で活気戻るデパート 売り上げ回復に期待/台湾

【経済】 2020/05/17 19:11 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
売上増に取り組む台北市内の百貨店

売上増に取り組む台北市内の百貨店

(台北中央社)台湾では新型コロナウイルスの新規感染者が報告されない日が続いており、デパートには活気が戻っている。「母の日」に合わせた贈り物などのニーズに加え、感染状況の落ち着きに伴い、抑えられていた消費意欲が高まることが期待でき、売り上げ回復が見込める。

百貨店大手の遠東百貨では、母の日を迎えた先週末は例年通りの盛況ぶりだったという。新型コロナの影響で1月末の春節(旧正月)ごろから客足が遠のいていた。遠東は一部の家庭では、夫婦両家の母親ともそれぞれ母の日を祝うことに触れ、5月いっぱい「母の日効果」が続くと期待できるとの見方を示した。

ただ消費が落ち込んでいた期間が長かったため、売り上げ回復は容易ではない。新光三越の台北信義新天地A9館の孫紹堃店長は、国内は人々の生活が通常な状態に戻り始めたばかりだとし、自粛の反動から引き起こされる「リベンジ消費(報復性消費)」を語るにはまだ早いとの考えを示した。また、観光客をターゲットとする店の売り上げも落ち込んだままだと語った。

(潘姿羽/編集:楊千慧)