台湾の「無人ホテル」運営企業、独自システムを日本へ 日本企業と提携

【経済】 2019/12/24 18:44 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
敦謙のホテル管理システムを利用する旅行者=同社提供

敦謙のホテル管理システムを利用する旅行者=同社提供

(台北中央社)台湾で無人ホテルなどを展開する「敦謙国際智能酒店」(台中市)は23日、ホテル運営などのWBFホールディングス(大阪市)との提携を発表した。台北市内で調印記者会見を開いた。敦謙が自主開発したホテル管理システムをWBF傘下のホテルに導入し、大阪にモデル店舗を築く。

同社は前身時代の2015年、モノのインターネット(IoT)を活用した台湾初の無人ホテル「チェイス・ウォーカー・ホテル」(鵲絲旅店)を台中市内に開業。2017年にも同市内に無人ホテル「ドリーム・マンション・ホテル」(夢楼旅店)をオープンさせた。

敦謙は、ビッグデータの収集や分析、日本の旅行者の習慣の把握などを通じ、モデル店舗の運営計画を策定するとしている。同社創業者の呉秉庭氏は、日本市場には無人ホテルが発展する大きなチャンスがあると期待を寄せる。同社が台湾で集めた宿泊者データで、外国人客のうち日本人の割合が最も高かったことに言及した上で、日本の消費者は無人サービスへの興味と許容度が高いと推測し、日本市場進出への障害は少ないはずだとの見方を示した。

(呉家豪/編集:名切千絵)