台湾産グアバ、米に輸出へ アジア初 蔡総統「関係ますます好調」

【経済】 2019/10/19 13:53 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾産グアバ

台湾産グアバ

(台北中央社)米政府は米東部時間17日、台湾が約10年にわたって許可を申請してきた台湾産グアバの輸入を認めた。蔡英文総統はこれを受けて台湾時間同日、「台米関係はますます順調」と自身のフェイスブックにコメントし、「台湾はアジアで唯一、米国にグアバを輸出する国となった」と喜びを示した。

農業委員会によると、台湾産グアバの年間生産量は18万トン以上。カナダや中国、オランダなどに輸出しているが、米国は輸入を認めず、2009年から協議が続けられていた。米側が慎重だった理由は、台湾が農作物に被害をもたらすウリミバエやミカンコミバエの発生地域で、グアバへの寄生が懸念されていたため。同委は、果実の品質を保ちつつ害虫を駆除する技術を開発して検疫条件をクリアしたと説明し、年内にも出荷したいと意欲を示している。

蔡総統は、総統就任以来3年余り、単一市場に依存するリスクを回避するために世界の市場開拓に取り組んできたとつづり、自身の政策の成果だとアピール。第1陣の出荷に期待を寄せた。

(温貴香/編集:塚越西穂)